電気療法
電気療法はさまざまな分野で活用されています
Electrotherapy
電気療法はさまざまな分野で活用されています
Electrotherapy
電気療法に対して、なんとなく苦手意識を持っている方もいるのではないでしょうか?
「痛そう」というイメージが先行する電気療法ですが、
実際は医療機関だけでなく、美容サロンやスポーツの現場でも広く活用されています。
物理的なエネルギーを活用した物理療法のひとつで、
筋肉や神経に電気刺激を与えることで、痛みの除去や筋力の強化をはかります。
「肩こり」や「四十肩・五十肩」「産後の腰痛」「太もも・ふくらはぎのむくみ」など、
幅広い症状に対応できる点が特徴です。
当院では多彩な機能を備えた専門機器を導入しており、TENSやEMS、マイクロカレント療法など、きめ細かな施術を提供しています。
こちらでは、電気療法の特徴や内容、注意点などについて詳しくご紹介しています。
目次
Contents
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こんなお悩みはありませんか?
Your worries
こんなお悩みはありませんか?
Your worries
電気療法の特徴
Features of the treatment
電気療法の特徴
Features of the treatment
電気療法について、「怖い」というイメージを持つ方も少なくありません。
安心して施術を受けるためにも、電気療法がどのような施術なのかを知っておきましょう。
電気療法とは
人体には微弱な電流が流れており、脳からの電気信号が神経を介して各部に伝わることで、円滑に活動が行えています。
電気療法は、そのような人体に備わっている電気的な性質を応用した施術です。
機器をつかって身体に電気を流すことで、痛みや筋緊張の緩和、血行の促進などをはかります。
電気療法の種類
TENS(経皮的電気刺激療法)
「痛い」という感覚は、身体の各部から痛みの信号が知覚神経を通って中枢に伝わることで生じます。
TENSでは、知覚神経の近くに電気を流し、痛みの伝達を抑制する施術方法です。
一時的に痛みを感じにくくしたり、筋肉の緊張を和らげたりするといわれています。
EMS(神経筋電気刺激療法)
EMSは、おもに筋肉や運動神経にアプローチします。
人間の身体は電気信号によって動いているため、筋肉や運動神経に電気を流すと、意思とは無関係に筋収縮が起こります。
この原理を利用し、EMSでは筋力の強化や筋萎縮の予防などを目指します。
マイクロカレント療法(微弱電流療法)
マイクロカレント療法とは、微弱な電流を流す施術です。
電気的な刺激がそれほど強くないため、神経や筋肉が興奮しにくいという特徴があります。
そのため、受傷直後やトレーニング後のケアとしてもつかわれています。
電気療法で期待できる効果
Expected effects
電気療法で期待できる効果
Expected effects
電気療法は、寝違えや四十肩・五十肩と相性が良い施術です。
有名な痛みを感じる理論として、「ゲートコントロール理論」が提唱されています。
これは、痛みが伝わる神経の途中にはゲートがあり、ここで痛みの伝わり方を調整しているという考え方です。
電気療法では、電気刺激を与えることで元々感じている痛みのゲートが閉じ、痛みの早期除去を促すといわれています。
骨や筋肉、靱帯などをケガすると、損傷電流が生じて組織の修復を促すといわれています。
電気療法のマイクロカレント療法では、損傷電流に似た人工の電流を流すことで、ケガの回復をサポートします。
電気療法では、電気の力を借りて他動的に筋肉の収縮を誘発します。
鍛えることが難しい部分の筋肉や、ケガや年齢による影響で動かせなくなった筋肉を刺激でき、リハビリのひとつとしても取り入れられます。
電気療法では筋肉にアプローチできるため、筋疲労による肩こりや腰痛などの症状が和らぎやすくなります。
また、電流を断続的に流すことで、筋肉の弛緩と収縮が繰り返され、トレーニング効果の向上も期待できます。
さらに、電気刺激によって筋肉が柔軟性を取り戻すと、正しい姿勢を維持しやすくなります。
電気療法は、自律神経にもアプローチできるといわれています。
過剰に働いている交感神経を抑制し、身体をリラックスさせる副交感神経のはたらきを高めます。
むくみの原因のひとつとして、血行不良が考えられます。
電気療法では断続的に電気を流すことで筋肉をポンプのように動かし、むくみの原因となる血行不良の改善をはかります。
個人差はありますが、施術後はむくんでいた部分がスッキリと感じられます。
代官山Asa接骨院の電気療法
Electric therapy at Daikanyama Asa
代官山Asa接骨院の電気療法
Electric therapy at Daikanyama Asa
当院の電気療法は多彩な刺激方法によって、幅広いお悩みに対応します。
使用する機器について
当院では、ES-5000という専門機器をつかい、症状に合わせたモードに切り替えて電気療法を行います。
3D EMSモード
筋肉に立体的な刺激を与える新たな機能です。
トレーニング効果の向上が期待できるため、これから筋トレをスタートする方におすすめです。
ボディはもちろん、フェイシャルにも使用できます。
立体動態波モード
複雑な電気のうねりによって、疼痛緩和(身体的・精神的な苦痛を和らげる)を目的としたモードです。
10分程度でむくみのケアができ、自律神経の調整や腸活としても取り入れています。
3D MENSモード
微弱な電流を流すことで、傷ついた組織の修復を促すモードです。
細胞が活性化すると、肌のターンオーバーが整いやすくなるため、化粧ノリがいつもよりも良くなります。
Hi-Voltageモード
高電圧で深部組織にも刺激を与える施術です。
短い間に断続的に電流を流すことで、皮膚抵抗が抑えられるため、電気特有の痛みはそれほど強くありません。
肩こりや腰痛、四十肩・五十肩などの痛みの緩和に役立ちます。
当院のポリシー
当院ではお客様一人ひとりの心にも寄り添い、フィジカル面もメンタル面もケアします。
画一的な対応ではなく、それぞれの身体の状態やご希望にあわせて柔軟に対応することが当院のポリシーです。
電気療法の施術における注意点
Important point
電気療法の施術における注意点
Important point
電気は使い方を誤ると、身体に悪影響を及ぼす可能性があります。
次の項目に当てはまる方は、気分が悪くなったり体調を崩したりする可能性があるため、電気療法はお控えください。
・悪性腫瘍のある方
・心臓に障害のある方
・妊娠初期の不安定期または出産直後の方
・38℃以上の発熱中の方
・急性疼痛の病気をお持ちの方
・ペースメーカーを使用している方
・静脈血栓、術後など筋収縮が禁忌となる病態がある方
・血管の病気がある方
・痙攣発作の既往がある方
また、次の部位には施術を行えません。
・生理中の腹部や骨盤部
・創傷や皮膚の病気がある部位
上記以外にも気になる症状がある方は、施術前にお知らせください。
電気療法の注意事項
電気療法では電気の強さやモードによって、ピリピリとした感覚を皮ふに感じることがあります。
電気ショックのような強い痛みではありませんが、施術内容によっては多少の痛みやしびれを伴うことがあるので、痛みに弱い方や電気が苦手な方は事前にご相談ください。
電気療法に関する質問
Q&A
電気療法に関する質問
Q&A
電気療法のEMSとはどのような施術ですか?
「Electrical Muscle Stimulation」の略称で、電気刺激によって筋肉を動かす施術です。
電気療法は痛みを伴いますか?
電気特有のビリビリ感を覚えることがありますが、調整できるのでご安心ください。
電気療法はだれでも受けられますか?
持病や身体の状態によっては受けられないことがあるため、事前に注意事項をご確認ください。
ハイボルテージの特徴はなんですか?
電圧が高いため、深部の組織まで刺激を届けられる点です。
電気療法にはどのような効果が期待できますか?
痛みの除去や回復の促進、トレーニング効果の向上などが期待できるといわれています。
痛みの除去や回復の促進、トレーニング効果の向上などが期待できるといわれています。
ピリピリとした刺激を感じたり、吸盤の跡が肌に数日ほど残ったりすることがあります。
電気療法は強ければ強いほど身体に良いですか?
いいえ。
強さではなく、症状や目的に合わせた電気刺激を選ぶことが大切です。
電気療法はどの部位にも行えますか?
急性のケガをしている部位や生理中の下腹部などには行えないことがあります。
立体動態波とはどのような施術ですか?
立体的な電流のうねりによって、深部にアプローチする施術です。
3D MENSモードとはなんですか?
立体的な微弱電流によって、傷ついた組織の修復を促す施術です。
通常のマイクロカレントよりも深部にアプローチできます。