頭痛
頭痛でお悩みの方へ
Headache
頭痛でお悩みの方へ
Headache
頭痛が起こると不快な症状に耐えながら日常生活を送ることになり、つらい思いをしている方も多いのではないでしょうか。
頭痛といっても、その種類は300以上に及ぶといわれています。
代表的な頭痛は、一次性頭痛の片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛です。
つらい症状を和らげるためには、まずご自身の頭痛のタイプを知りましょう。
また、頭痛のなかには命に関わる二次頭痛が潜んでいることもあります。
いつもと違う激しい痛みを感じたり、気になる症状があったりする場合は、速やかに医療機関に相談しましょう。
こちらでは、頭痛の種類や特徴、当院での施術内容、対処法、予防法についてご紹介します。
目次
Contents
目次
Contents
こんなお悩みはありませんか?
Your worries
こんなお悩みはありませんか?
Your worries
頭痛とは?
What is a headache?
頭痛とは?
What is a headache?
頭痛は、そのメカニズムによって「慢性頭痛(一次性頭痛)」と「二次性頭痛」に大別されます。
慢性頭痛(一次性頭痛)
病気以外の原因によって引き起こされる頭痛です。
頭痛が慢性化しやすく、日常生活に支障が生じることがあります。
代表例は、片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛などです。
頭痛の種類にあわせて適切に対処することが大切だといわれています。
二次性頭痛
命に関わるかもしれない緊急性が高い頭痛です。
脳のCTやMRI、レントゲン、採血検査などを行い早期に原因を特定する必要があります。
二次性頭痛の原因として、くも膜下出血や脳出血、髄膜炎などの可能性が考えられます。
今まで経験したことのない激しい痛みや、吐き気を伴う頭痛、手足のしびれなどがある場合は我慢せず救急車を呼びましょう。
頭痛の種類
Types of headache
頭痛の種類
Types of headache
特徴
女性に多い頭痛のひとつで、脈打つような痛みが特徴です。
片頭痛という名前ですが、片側だけでなく両側に痛みが出ることがあります。
また、前兆としてギラギラした光がみえる方もいます。
原因
片頭痛のメカニズムは、まだはっきりと解明されていません。
なんらかの要因により、炎症や血管の拡張が生じることが引き金になっていると考えられます。
片頭痛を引き起こす要因にはストレスやホルモンバランスの変化、天候の悪化などが考えられています。
症状
片頭痛の痛みは、ズキンズキンと脈打つような痛みだと表現されます。
動けなくなるほど痛むことがあり、身体を動かすと症状が悪化しやすいです。
また、吐き気や嘔吐を伴ったり、光や音、においに敏感になったりすることがあります。
特徴
長時間同じ姿勢を続けている方に多い頭痛です。
ギューっと締め付けられるような痛みだと表現されます。
原因
おもな原因は、首まわりの筋肉の緊張です。
筋緊張によって血行が悪くなった結果、老廃物が蓄積され、頭部と関係する神経が刺激されて痛みが起こると考えられています。
同じ姿勢を取りつづけるデスクワーカーや運転手などの職業に多いといわれています。
症状
痛みが出るのは、おもに後頭部から首筋にかけてです。
頭全体が締め付けられるように痛みます。
吐き気や嘔吐を伴うことは珍しく、片頭痛よりも日常生活への影響は少なめです。
特徴
男性に起こりやすい珍しい頭痛です。
じっとしていられないほど、目の奥が激しく痛むのが特徴です。
原因
群発頭痛のメカニズムは解明されていませんが、なんらかの要因によって目の後ろにある太い血管が拡張し、周囲の神経を刺激することが関係しているといわれています。
症状
おもな症状は、片目の奥に感じる激しい痛みです。
その他にも、目の充血や鼻づまり、鼻水、発汗、涙などを伴うことがあります。
頭痛の発作が集中する「群発期」が数か月程度続き、ほぼ毎日決まった時間に発作が起こることが多いです。
頭痛のおもな施術法と代表的な施術期間と過程
Treatment method
頭痛のおもな施術法と代表的な施術期間と過程
Treatment method
当院の施術方針
当院では、原因を解明し再発を防ぐことを大切にしています。
はじめにカウンセリングを行い、普段の生活やお仕事内容から原因をみつけます。
そのうえで、一人ひとりに適した施術を提供します。
アプローチ方法
片頭痛
片頭痛に対しては、手技と電気療法を組み合わせた施術で対応し、炎症や血管の拡張にアプローチします。
施術の流れは、手技→電気療法→手技という電気療法を手技で挟むような形です。
緊張型頭痛
緊張型頭痛は、筋肉に問題があることが多いです。
そのため、手技と筋膜リリースを組み合わせて施術します。
筋膜とは、筋肉を包み込む薄い膜のことです。
筋膜が癒着していると筋肉の動きが悪くなるため、ただ筋肉を揉みほぐすだけでなく、筋肉と筋膜の癒着もチェックします。
手技→筋膜リリース→ストレッチという流れにすることで、硬くなった筋肉をストレッチで十分にほぐしやすくなります。
頭痛と関連する症状について
頭痛は、自律神経の異常が関係していることもあります。
交感神経が過剰に興奮していたり、不眠の症状があったりする場合は背中のオイルトリートメントを行いましょう。
また、頭や首、肩などの筋肉が硬くなっている場合は、集中的に手技で対応します。
頭痛の代表的な施術期間・施術過程
施術期間
頭痛の種類や身体の状態などによって個人差があります。
目安としては、1か月〜3か月程度です。
施術過程
症状が落ち着くまでは、痛みのケアに注力します。
症状が落ち着いてからは姿勢の悪さや筋肉の硬さなど、頭痛の引き金となる要因と向き合っていきます。
当院の特徴
当院は、症状を一時的に抑えるのではなくアフターケアにも力を注いでいます。
長期的に通っていただき、根本的な原因への対処と姿勢の改善に取り組むことで不調を起こさない身体づくりを目指します。
頭痛になってしまった際の注意点と対処法
Points to note and countermeasures
頭痛になってしまった際の注意点と対処法
Points to note and countermeasures
片頭痛の対処法
身体への刺激を減らす
片頭痛は、光や音、香りなどの刺激が症状を悪化させることがあります。
発作が起きたら、直射日光を避けられる静かな部屋で休みましょう。
痛む部分を冷やす
片頭痛は、血管の拡張が関係しているといわれています。
そのため、痛みを感じる部分を冷やしてみましょう。
そうすることで、一時的に血管が収縮し、痛みが和らぎやすくなります。
緊張型頭痛の対処法
マッサージやストレッチを行う
緊張型頭痛は、筋肉の緊張が関係していることが多いです。
マッサージやストレッチで後頭部や首筋・肩・背中の筋肉をほぐしましょう。
首まわりを温める
首や肩に蒸しタオルを乗せて温めると、筋肉の緊張がほぐれやすくなります。
時間があるときは、首まで湯船に浸かり全身を温めましょう。
群発頭痛の対処法
入浴を避ける
群発頭痛は入浴によって身体が温まることで症状が悪化することがあります。
群発期は、シャワーだけでサッと済ませるようにしましょう。
高濃度の酸素吸入を行う
群発頭痛は、高濃度の酸素を吸入することで症状が落ち着きやすくなるといわれています。
医療機関に相談し、在宅酸素療法を検討しましょう。
頭痛にならないための予防法と身体のケア方法
Prevention and care methods
頭痛にならないための予防法と身体のケア方法
Prevention and care methods
片頭痛の予防法
頭痛記録をつける
頭痛記録とは、頭痛が起きた日時や痛み方、持続時間、服薬の有無などを書き留めるノートのことです。
ご自身の頭痛の特徴を知っておくことで、症状が悪化する前に対処しやすくなります。
十分な睡眠を取る
片頭痛は、不眠や寝不足が誘因になることもあるといわれています。
一日の睡眠時間は6~8時間ほど確保し、十分に身体を休ませましょう。
緊張型頭痛の予防法
正しい姿勢を維持する
猫背のような悪い姿勢を取りつづけていると、首や肩の筋肉が緊張しやすくなります。
緊張型頭痛を予防するためには、猫背を正し、胸を張って背筋を伸ばしましょう。
肩甲骨のストレッチを行う
肩甲骨にはたくさんの筋肉が付着しています。
肩甲骨を後ろに寄せたり回したりすることで、硬くなった筋肉がほぐれ、緊張型頭痛が緩和しやすくなります。
群発頭痛の予防法
規則正しい生活を心がける
群発頭痛の明確な原因はわかっていません。
しかし、ストレスや乱れた生活リズムが影響を与えている可能性があるといわれています。
そのため、規則正しい生活を心がけ、心身にストレスを溜め込まないようにしましょう。
禁酒・禁煙を行う
アルコールやタバコが症状を強めることがあります。
群発頭痛の再発を防ぎたい方は、禁酒・禁煙に取り組みましょう。
頭痛に関する質問
Q&A
頭痛に関する質問
Q&A
頭痛は子どもも起こりますか?
お子様の片頭痛や緊張型頭痛もあります。
片頭痛はなぜ起こるのですか?
さまざまな説がありますが、血管の拡張が関係しているといわれています。
片頭痛は、頭痛以外にどのような症状を伴いますか?
ギザギザとした光がみえる、吐き気、嘔吐を催す、音や光に過敏になるなどです。
頭痛はどのくらいの頻度で起こりますか?
頭痛の頻度には個人差があり、頻繁に発作が出る方もいれば、月に数回程度の方もいます。
緊張型頭痛はどのような姿勢を取っていると起こりやすいですか?
うつむくような姿勢を取りつづけていると起こりやすいといわれています。
どのようなときは医療機関に相談すべきですか?
普段と違う激しい痛みが生じたり、ろれつが回らなかったりする場合は、すぐに医療機関に相談しましょう。
頭痛の引き金となる食べ物はありますか?
アルコールやチョコレート、赤ワインが引き金となることがあります。
天気が悪くなると頭痛が起こるのはなぜですか?
気圧が低下すると、血管が拡張しやすくなるからだと考えられています。
どうして片頭痛は女性に多いのですか?
女性ホルモンのバランスが影響しているためだと考えられます。
頭痛は併発することがありますか?
併発することはあります。
片頭痛と緊張型頭痛が混合する方もいます。